宮崎県都城市にあるはざま牧場の「きなこ豚」に出会いは衝撃でした。豚臭さがなく、甘くてジューシーですぐにもう一度食べたくなるおいしさに感動し、はざま牧場に修行を志願したことにより、とんかつ太一はスタートしました。その肉質は、脂が抜群に甘く、保水性の高いジューシーな味わいで、とんかつにすると旨味が一層凝縮され、非常に上品です。このきなこ豚のとんかつを広島で広めたいという想いから、より多くの方に味わっていただけるように努力しています。
宮崎県都城市のはざま牧場を出発する前から、お客様の口に入る前まで、きなこ豚は常温に触れさせず、低温でじっくりとうまみを閉じ込めています。
塊肉からカットされたお肉は、血管や筋に至るまで手で一本一本抜いて舌ざわりが良くなるよに、丁寧に下ごしらえを行っております。
店長の幼少期から付き合いのある卵屋さんで、信頼は厚く、この10年以上もの間、疑問を抱くような卵は一つもありませんでした。味わいも折り紙付きで、当店では卵の代わりに決着剤などを使用していないため、衣と肉の間でしっかりとうまみを閉じこめています。濃厚な味わいの卵はかつとじなどにも使用しております。
チルドで配送される生パン粉は、水分をしっかりと含んでふわふわしており、揚げるとサクサクふわふわの食感がお楽しみいただけます。
きなこ豚は常温に戻しているため、油に入れるのはほんの2分だけ。多くは触らずにじっくりと熱が入るのを待ちます。ついた色味を見て、中の肉の色味がピンクになるタイミングで引き揚げます。その後は余熱を利用して理想的なピンク色に仕上げることで、うまみを閉じこめつつもジューシーな味わいに仕上げています。
とんかつ専門店太一の最高傑作「厚切りロースカツ」。試行錯誤の末にたどり着いた、宮崎の希少なブランド豚「きなこ豚」のうまみを存分に味わえるように、極厚に切ったロースは、甘くて上品な脂が舌の上でとける甘い味わい。生パン粉のサクサクそしてしっとり食感が絶妙な逸品です。太一の最高傑作をぜひとも一度ご賞味ください。とんかつの醍醐味が詰まっています。